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富士山のふもとにある、石専門の博物館「奇石博物館」は、「宝石探し」ができるスポットで、楽しい展示と小川が流れる広場もあり、子連れで1日中遊べます。家族で楽しみながら石について学べる奇石博物館をご紹介します。
「奇石」とはズバリ奇妙な石!
博物館の名前にも付いている「奇石」という言葉、なじみがないのではないでしょうか。博物館によれば「奇石」とは、そのままズバリ「奇妙な石」のこと。
奇石博物館は普段見慣れている石とは少し違う、変わった石を楽しく分かりやすく紹介しています。
遊び心のある展示
収蔵標本約2万点、展示標本約2000点と数多くの石がある奇石博物館は、常設展示と企画展示の2つが見られます。
入館料は大人700円、小中高生300円、幼児無料と、とてもリーズナブル。
見る人が思わず「くすっ」と笑ってしまうような、遊び心のある展示が特徴です。
お菓子のような石は、お菓子に混ぜて展示されていました。
入り口のホールでは、スタッフによる石の解説が行われています。
不思議な石たちを紹介してくれますが、コンニャクのように曲がる石は必見です。
週末はくじ引きに挑戦
博物館の入り口でやっている「石ころくじ引きコーナー」は、1回200円ながら空くじなしです。
景品はもちろん「石」ですが、ローズクォーツなどきれいな石がたくさんありました。
子供達に大人気で、なかには2回まわしてまだやりたがる子も。親としては、到着早々にお財布と相談することになりそうです。
春休み~11月下旬までの土曜・日曜・祝日、またゴールデンウィークと夏休み中は毎日行われています。
大人気の宝石探し
展示館から離れた場所にあるのが「宝石わくわく広場」。
水を張った水槽に宝石が混ざった砂利が入っていて、砂金取りのごとく宝石を探します。制限時間は30分。
見つけた宝石はすべて持ち帰り可能なので、大人も子供も夢中で探していました。
宝石わくわく広場の営業は土曜・日曜・祝日のみ。春休みなどの長期休暇は博物館のホームページをチェックしてください。
料金は小学生以上が600円、2歳以上が300円です。
奇石博物館は外にもカンカン石やお天気石など、さまざまな石が展示されています。
またモグラの生息地や、カエルやトカゲが生息する小川など、自然を感じられる広場もあるので、子供達は駆け回って遊んでいました。
遊びながら学べる博物館
身近だけど知らない事の方が多い、石。
思う存分石に触り、遊びながら学べる奇石博物館で、ワクワクする時間を過ごしてみませんか。
■施設名 奇石博物館
■開館時間 9:00~16:30 ※入館は16:00まで
※1月1日~3日は10:00開館
■休館 水(祝日の場合は木)
※7月20日~8月31日は、毎日オープン
■入館料 (個人)大人700円、小中高生300円、幼児無料
(団体)大人600円、小中高生200円、幼児無料
詳細は奇石博物館のHPをご覧ください。
【もっと詳しくみる】奇石博物館のHP
取材/Kureha、kaoru、ぴよ
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